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注文住宅で後悔しない! 建築会社を見極める6つのチェックポイント

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家は人生で最大の買い物です。普通で考えると、家を建てるのは人生で一度、経済的に恵まれている人で二度です。
「家を建てたら、どれだけ住みたいですか?」と問われたとしたら、「二度目の家を建てる余力はないので、ずっと住み続けたいです。終の棲家(ついのすみか)です」と多くの人が答えることでしょう。

ということからすると、人生で最大の買い物は満足する結果になること以外ありません。30歳代、40歳代で家を建てたとしたら、50年~60年、その家で住み続けることになります。
50年以上住み続ける家は、そこに住む家族にとって人生の基盤となる場になるはずです。満足する家になるか、後悔する家になるか、その差はとても大きいと言えます。

しかし、満足する家を手に入れられた人は、現実には多くはありません。もし、身近で家を建てた人がいれば、「家を建てて満足出来た?」と聞いてみてください。
おそらく「満足したよ」という人よりも「実はね。いろいろあってさぁ」と後悔する人の声の方が多いことでしょう。

では、満足に至らない家づくりとなってしまった人の原因はどこにあるのでしょう?
希望する間取りにならなかった、要望をあまり聞いてもらえなかった、頼んだことが出来ていなかったなど、いろいろな原因が考えられます。

しかし、一番の原因は、何と言っても選んだ建築会社にあることが大半でしょう。

建築会社
「家族の夢である家を実現したい」。それは、家を建てる人たちの共通の願いです。
その家族の夢、願いを叶えるためには、まずは安心して家づくりを任せられる建築会社を選ぶことが必須です。

そこで、注文住宅を建てる際、安心して家づくりを任せられる建築会社を見極める6つのチェックポイントを紹介します。

見極める6つのチェックポイントを知る理由

家を建てるほとんどの人は、人生で初体験となる家づくりとなります。一つのことを捉えても、正しいのか正しくないのかを判断する基準すらないというのが、多くの方の正直な声ではないでしょうか。

建築会社に相談したら、どんどん話が進んで行って「ここまで来て断りづらい」となってしまったら、辛い家づくりになってしまいます。
6つのチェックポイントを知ることで、信頼出来る建築会社かどうかを見極めることが出来るでしょう。

  • 無料で進める結果
  • 頼んでもいない値引き
  • 何かと急がせる
  • 内容が不明瞭な見積り
  • 建てた人の評判
  • 社歴は仕事の証

無料で進める結果

間取り注文住宅を建てる場合、まずはいくつかの建築会社を回ることになります。そして、その中の気に入った建築会社から設計図面の提案、見積もりを受けることになります。

設計図面の提案をしてもらう場合、一般的には無料設計となります。依頼する人も、無料であることから気軽に設計図面の提案を受けます。
そこから、提案された設計図面を詰めて行くことになるのですが、ここで冷静に知っておくべきことが二つあります。

コストの回収先は?

無料の設計図面であっても、かけられたコストが0円ということはありません。プロとして建築士が書けば、必ずそこには費用がかかります。
余程の理由がなければ、誰しも報酬0円で仕事を受けることはないはずです。

ではなぜ無料で書くことが出来るのか? 理由は、無料でスタートをしたとしても、契約をすれば、設計料を支払うことになるからです。
なおかつ、無料で設計をしたものの契約に至らなかった人にかかったコストの回収先はどこに行くかというと、契約した人に負担してもらうことになるわけです。

誰が設計図を書く?

無料の設計図面を誰が書くのかということです。建築会社としては、無料で設計図面を提案するとなれば、契約に至らないことを考慮し、あえて費用のかかる建築士に依頼することは、なかなか出来ません。
場合によっては、建築を専門に学んだ経験のない営業マンが書くこともあるでしょう。

住宅の設計を営業マンが行う!?建物の出来上がりは設計で決まります。建築士に能力の差があれば、提案される設計図面にも違いが生まれます。

無料は、依頼する側にとってはメリットがあるように受け止められますが、先の2点からすると、良い結果に繋がるとは限りません。
無料は、その建築会社を選ばなかった時に、「損しなくてよかった」というメリットにはなりますが、家づくりのプラスにはなりません。

設計を依頼する際は、無料、有料を問わず、建築士の提案力を重視することが第一でしょう。

頼んでもいない値引き

建築会社とのかかわりのなかで、「値引き」というサービスを受けることがあります。
なぜ値引きをするのかというと、値段を下げることで購入者が得をした気分になり買いやすくなるからです。

人は、買い物は少しでも得をしたいという心理があります。
スーパーマーケットに行って、つい先ほどまで店頭にて900円で売られていたマグロの刺身に、30%オフのシールが貼られたとしたら、これはお買い得となります。
これとは異なり、始めから30%オフのシールが貼られたマグロの刺身だったとしたら、本当に元の値段で売っていたのかは分からず、買う意欲は下ります。

値引き注文住宅では、多くの建築会社が「頑張りました」と言って値引きをします。本来、値引きは会社の利益を減らすことになるわけですから、勧んですることではありません。

あえて値引きをする理由は、契約を目的としているからです。建築会社とかかわるなかで、値引きを契約の動機として提案してくることがあります。

ここで注意すべきことは、「家には定価がない」ということです。
値引きをする前の金額は、初めから値引きを前提として出された金額だったとしたら、気持のお得感は得られても、現実としての得はありません。

特に、頼んでもいないのに値引きを提案してくる場合は、契約が目的のサービスであって、現実的に得になることは少ないでしょう。

本当に良質で価値があり、自信を持って提供出来るものには、値引きの必要はないのです。

何かと急がせる

注文住宅を考えている人は、住宅展示場のモデルハウスをはじめ、数社の建築会社と接触をすることになります。
そこから、取り扱う住宅の説明、資金の相談、家づくりの相談などに進んで行きます。

この過程で、家づくりを始めた人が気をつけないといけないことがあります。それは「急がないこと」です。というよりも、建築会社のペースになって急がされないことです。
急ぐということは、冷静な判断が出来なくなります。トントントンと勢いがついて、いつの間にか契約前提ということになっているかもしれません。
契約を急がせる営業家づくりで後悔している人の原因の一つは、急いで家づくりを進めたことで、検討する時間が足りなかったことにあります。

家づくりは、その人その人によって進めるペースが違います。
じっくり考えて物事を判断する人が、他人にせかされることは、とてもストレスに感じるだけでなく、目の前にあるものが本当に欲しいものかどうかを冷静に判断出来なくなることもあり得ます。

なぜ、建築会社はお客さんを急がせるのでしょうか?
理由は一つです。自分のペースに持ち込むことで、早く契約を手に入れたいからです。
もし、お客さんが自分の親族や友達だったとしたら、急がせるようなことはしないはずです。

何かと急がせる建築会社は、お客様の立場になった家づくりを求めることは難しいでしょう。

内容が不明瞭な見積り

注文住宅を建てる場合、注文に応じた設計図面を書いてもらい、その後使う材料、設備と造る手間から見積りが提案されます。
その注文住宅は、出来上がりが見えない段階で契約をするというリスクがあります。
もしかすると、取り付けられると思っていた設備が契約に含まれていないかもしれません。そうなると、追加費用を支払って付けてもらうことになってしまいます。

気がついたら、追加が重なって予想もしていなかった費用に膨れるかもしれません。こうなると、資金のやりくりが大変になってしまいます。

住宅の見積もり注文住宅で予定した予算金額で収めるためには、契約の内容をしっかり確認することです。どこにどんな建材が使われるのか、どんな設備が付けられるのか、確認するまで契約をするものではありません。

スカートやパンツを洋服屋さんで買う時は、デザイン、色、素材、洗濯表示、サイズ、価格、そして自分に似合うのか試着してから買う、買わないかを判断するはずです。
素材も洗濯方法も表示されていなかったとしたら、試着が出来ない商品だったとしたら、購入はためらうはずです。

人生最大の買い物である家となれば、契約内容が明確になっていることが必須です。
そこで重要になるのが、明瞭な見積りなのです。では不明瞭な見積りとは、どんな見積りでしょう?
それは、見積り書に書かれている項目が、○○工事一式という表現がズラッと並んでいるだけで、内容の分かる内訳明細がないものです。
例えば、設備工事一式では、どんなトイレやお風呂が付くのかさっぱり分かりません。

金額の提示は建築会社によって異なりますが、出来るだけ細かい、購入者に分かりやすい見積書による検討をすることが満足する家づくりにつながります。
より良い家を手に入れるためには、より親切で丁寧な建築会社を選ぶことが大切です。どんな見積書を提出するのかは、その建築会社の姿勢の表れです。
内容が不明瞭な見積りで契約を勧める建築会社に、満足する家づくりを望むことは難しいでしょう。

建てた人の評判

建築会社から届けられる情報は良いことばかりです。それは、客観的な情報よりも、自社が有利になるような主観的な情報が多くを占めます。
建築会社から渡されるカタログを見ると、自社の家を肯定する情報しかありません。
メリットとなる情報は伝わっても、デメリットとなる情報が伝わることは、カタログ上ではないでしょう。

建築会社の人間から伝わる情報もメリットとなることばかりです。
しかし、家を建てた人の多くが、結果として不満を抱えていることは事実です。

では、家を建てる人にとって、より客観性があり有効な情報を得るにはどうしたらよいのか?
それは何と言っても、実際にその家を建てた人たちから情報を得ることです。

家を建てた人の意見を聞く

例えば暖かく、涼しい快適な家を望むとしたら、カタログで性能数値を知るだけでなく、住んでいる人の声を聞いた方がより確実です。
「皆さん満足していただいています」と建築会社から聞いたとしたら、本当にそうなのか建てた人に聞けば答えが出ます。
建築会社を選ぶ上で、最も確実な方法が建てた人の評判です。この評判は、やはり直接建てた人に確かめることが一番です。

候補の建築会社に、建てた人に会わせてもらうことを依頼してください。評判の良い建築会社であれば、問題なく会わせてくれるはずです。
建てた人に会わせることを渋る建築会社は、出来るだけ避けるべきでしょう。

社歴は仕事の証

社歴が長い社歴は、建築会社を選ぶ場合、大きな判断材料となります。その理由は、建築は大きな買い物だけに、評判が悪いと会社として長く続かないからです。

社歴が長いということは、それだけ真面目に良質の家をつくってきているという証となります。また、建てた後に発生する不具合、修理もきちっと対応しなければ、そこには繋がりません。

新しい建築会社がどんどん生まれています。反面、なくなって行く建築会社もあります。
社歴が短いということで否定される理由はありませんが、社歴が長いということは、安定、安心につながることは確かです。

家は、選んだ建築会社で決まる

いかがでしたか? 最後に注文住宅、建築会社を見極める6つのチェックポイントをもう一度ご紹介します。

  • 無料で進める結果
  • 頼んでもいない値引き
  • 何かと急がせる
  • 内容が不明瞭な見積り
  • 建てた人の評判
  • 社歴は仕事の証

注文住宅は、更地に注文した家を建てます。選んだ建築会社が設計と施工を通して建てますので、満足出来る家になるかならないかは建築会社がカギを握ることになります。
つまり、建築会社で手にする家が変わるということです。

これはとても重要なことで、支払うお金を大切に扱える建築会社でなければいけません。
家を建てる時、自分の親族の家を建てるつもりで仕事に取り組む建築会社か、それとも自分の利益第一で仕事に取り組む建築会社かは、家づくりに大きな違いを生むことになります。

建築会社を見極める6つのチェックポイントは、信頼出来る建築会社との縁につながることでしょう。

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