注文住宅に

注文住宅でマイホームを建てるならハウスメーカー? 工務店?

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

「注文住宅で憧れのマイホームを建てたい」、これから家づくりを取り組む人が誰しも望みます。

注文住宅でマイホームを建てたいと考えている人が求めるものは、いろいろです。

  • 夏冬快適な断熱性に優れ、電気代、ガス代も抑えられる省エネ性にも優れた家
  • 震度7の激震にも耐えることの出来る耐震性に優れた家
  • 料理、洗濯、掃除が楽にすることの出来る機能的な間取りの家
  • 子供のオモチャや学校の教材などを保管する収納が、たっぷり確保された家
  • 家族の温かさが感じられる、ふれあいを大切にした間取りの家
  • 子どもの頃に憧れた、海外テレビドラマに出て来るような素敵な家
  • 大好きなインテリア用品が活かせる、お洒落な室内の家

注文住宅を建てるなら、想い描いて来たことを出来るだけ実現したいでしょう。

では、どんな建築会社にマイホームの夢を託すことが良いのか?

そこで今回、注文住宅でマイホームを建てる場合、テレビコマーシャルで大々的に広告をして知名度の高いハウスメーカーと、小規模ながら地域密着の工務店のメリット、デメリットをご紹介します。
家づくりのパートナーとして選ぶ建築会社は、その人の家に対する考えで変わりますが、ハウスメーカーと工務店の違いを事前に知ることは、今後の家づくりに大いに役立つことでしょう。

ハウスメーカーと工務店では、家づくりに大きな違いが生じます

モデルハウスの見学

「マイホームを建てたい」と思い始めた人が取る行動は、一般的には近くの住宅展示場のモデルハウスの見学です。
理由は、手っ取り早く直に見ることが出来るからです。家を建てようとしている人が集まる安心感もあるでしょう。

そこには、テレビコマーシャルで見かける知名度が高く、規模の大きいハウスメーカーのモデルハウスが建ち並んでいます。
いくつかのハウスメーカーのモデルハウスを見学し、その中から家づくりのパートナーを決める人は少なくないでしょう。
しかし、その時点で何かしらの不安があり、ハウスメーカーで選ぶのをやめて、工務店を選ぶ人もいます。

ハウスメーカーと工務店、家を造るという同じ仕事をしていても、どちらを選ぶかで、手にする家が変わるのです。

  • ハウスメーカーを選ぶメリット
  • 工務店を選ぶメリット
  • ハウスメーカーを選ぶデメリット
  • 工務店を選ぶデメリット

ハウスメーカーを選ぶメリット

ハウスメーカーは大手住宅会社ですので企業規模が大きく、建材の生産、設計、施工がシステムかされて行われています。
安定的な供給が行われる体制が整っていることから、大手ならではの安心感があります。

全国区で住宅展示場にモデルハウスを展開することから、認知度が高いのと共に、実際の建物を直に見学することが出来ます。
見学したモデルハウスにはカタログも豊富に用意されており、家づくりの情報を集めやすいです。

ハウスメーカーを選ぶメリットとは?企業規模があることから耐震性能、気密性能、断熱性などの計測データが揃えられており、関心度の高い人には数値化されていることで安心につながります。

定期的に資金計画相談会、家づくり勉強会、設計勉強会、構造見学会、新築見学会などの家づくりに役立つ行事も開催されています。
家づくりのサポート体制はハウスメーカーならではと言えます。

また、営業担当の他に、社内の設計士、インテリアコーディネーターなどがいて組織的なサポートを受けられます。

家づくりのあとのメンテナンスについても、専門の部署がありますので、何かあった場合は対応面で安心です。保証も長期保証があり、住み手にとってはより安心です。

工務店を選ぶメリット

工務店は、ハウスメーカーと異なり、多くが規模の小さい建築会社で、家を施工することが仕事です。

施工するからには、建物をつくることに見合った技術力が備わっています。
ハウスメーカーが販売体制に力が入れられることが多いのに対して、工務店は施工体制が会社の要になっていると言えます。

スタッフの多い大手のような、組織的でキメ細かいサポートを望むことは疑問がつきますが、少人数ならではの対応の良さがあります。
大手では組織的なサポートになることで、何人ものスタッフとのかかわりとなりますが、工務店ではその規模からも家づくりの始まりから建築工事の完了までにかかわるスタッフは、ほとんど変わらないことが多いです。

工務店を選ぶメリットとは?人生最大の買い物をする上では、サポートをしてくれる相手が一貫していることは、話のしやすさ、意思の通じやすさからも安心感につながります。

もっとも気になる建築コスト面では、会社の規模が小さいことがとても有利に働きます。
工務店では、ハウスメーカーのような多額の広告宣伝費やモデルハウス出展費、スタッフが多いことでの人件費などの経費がかかりません。

そして、販売をしてから施工を工務店に発注するハウスメーカーは利益率が相当必要になるのに対して、工務店は自社による直接施工となり、ハウスメーカーのような高い利益率が必要となりません。

経費が低く抑えられること、自社による直接施工により、ハウスメーカーより低い利益率で顧客に家を提供することが工務店の一番のメリットです。

ハウスメーカーを選ぶデメリット

大きな会社を選ぶ一番のメリットは、信用と安心感です。しかし、大きな企業規模が障害になることもあります。

企業規模が障害になることもある?大きな会社となると全国規模の事業展開となります。当然、従業員の配置転換があります。
家を建ててから10年後、20年後、自分の家の担当だった人が、当時のまま同じ事業所にいるとは限りません。

また、自分の家を造ってくれた施工会社や現場監督が、引き続き施工をしているかも分かりません。
メンテナンスが必要となった時、同じ会社でもメンテナンス部署の窓口の担当者が、知らない人なのは、やはり不安です。

ハウスメーカーで注文住宅を建てる場合、規格型、準規格型、自由設計の注文住宅に分かれてきます。
注文住宅という言葉のとおり、顧客の細かい要望に応じて家を計画して建てるのは、自由設計の注文住宅となります。

規格型は、もともと設計が決まっている家のことで、準規格型というのはもともと決まっている設計を限られた制約の中で変更を加えて建てる家となります。

どちらも、注文住宅と表現されても一定の枠の中でなければ要望を反映出来ない注文住宅ですので、注文住宅に憧れを抱いていた人にとっては満足度への期待は望み薄と言えるでしょう。
会社が大きくなると、機敏で細かい動きが取りにくくなりますので、設備、建材の選択でも決められた中からの選択が基本となります。
もちろん、自由に選ぶ選択もありますが、その分のコストアップがあります。

つまり、事前に決まっている標準の内容での工事と、オプションで追加した工事とでは、コストは相当の開きが出ることになります。

そして、ハウスメーカーを選ぶ場合のデメリットは、何と言ってもコスト面です。

ハウスメーカーの建築費用の内容は?お金をかけた広告宣伝、至れり尽くせりのおもてなしやお金をかけたカタログ、サポート体制を維持するためのスタッフの人件費などの経費がそのまま金額に反映し、選んだ人が負担することになります。

工場見学に行った際のお弁当、飲み物、おみやげなども、もらった時は素直に嬉しいでしょうが、結局建てる時に支払うことになるわけです。

また、ハウスメーカーで家を建てた場合、その会社でないとメンテナンスが出来ない特殊な構造、部材が使用されることがあります。これは、完成後の維持費用に直結します。
理由は、他の建築会社と比較されることが少なくなりますので、わざわざ利益の少ない金額を設定する必要がないからです。

工務店を選ぶデメリット

工務店を選ぶ場合、会社の規模が小さいことでアフターメンテナンス、保証、提案力、技術力、会社の事業継続などに対する不安を感じます。
やはり会社の規模は、そのまま安心、不安につながりますので、会社の規模が小さい工務店には不安を抱いてしまうというデメリットがあります。

工務店に不安を抱く要素は?また、工務店には多くのスタッフがいませんので、きめ細かい対応はハウスメーカー程ではなく、カタログ等の資料もハウスメーカーのような情報量が多くコストのかけられた立派なものはありません。

多くの工務店は、モデルハウスもありません。実物を確かめるには、完成見学会の機会を待つことになります。
そして、断熱性、気密性、耐震性などの性能面の目安となる数値化を計測することはコスト面から、ハウスメーカーのように頻繁には出来ません。

デザイン力や、提案力については、専属のデザイナーや設計士を自社でかかえることが難しく、外注に頼らざるを得ない工務店が多いでしょう。
設計図面の変更も、対応に時間を要する場合もあります。

アフターメンテナンスは、ある程度の規模の工務店でないと専門の部署を持っていません。
少ない人数の会社運営となると、メンテナンスの依頼から対応までの時間がかかることが考えられます。

ハウスメーカーと工務店との違い

家をつくるという共通した仕事をしていても、ハウスメーカーと工務店では、多くの面で違いがあります。

違いをまとめてみると

  • 企業規模・知名度
  • 情報提供の量と質
  • 生産方法
  • デザイン力・提案力
  • アフターメンテナンスの対応
  • 家づくりのサポート体制
  • おもてなし
  • コスト

いろんな面でハウスメーカーと工務店では違いがありますが、大きくは企業規模、家の施工、コストの3つに関することになります。

ハウスメーカーと工務店の違いとは?大切なことは、客観的な情報からそれぞれのメリット、デメリットを知った上で、より良い家を手に入れることです。ハウスメーカーを選ぶべきでない理由はありませんし、工務店を選ぶべきでない理由もありません。

大きい会社であれば、安心して家づくりを任せられると考えればハウスメーカー、限られた予算でより満足度の高い家を手に入れることを優先したいと考えれば工務店となります。

いかがでしたか? ここでもう一度、「注文住宅でハウスメーカーと工務店、選ぶのはどちら?」のポイントをご紹介します。

  • ハウスメーカーを選ぶメリット
  • 工務店を選ぶメリット
  • ハウスメーカーを選ぶデメリット
  • 工務店を選ぶデメリット

注文住宅は、選んだ建築会社と造る人で決まります。人生最大の買い物を、選んだ建築会社に託すことになります。とても重要な判断です。
ハウスメーカーから届く工務店の情報、工務店から届くハウスメーカーの情報、ともに肯定的な見解となる情報ではないでしょう。

建築会社を選ぶ際は、メリット、デメリットを知ることが家づくりの成功に近づく一歩となります。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

SNSでもご購読できます。