注文住宅に

注文住宅を建てる際に知っておきたい要望の出し方4つのポイント

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注文住宅でマイホームを建てる場合、建築会社に伝える要望はとても重要です。

家を計画するのに必要となるのが「敷地の状況」「予算」「要望」の3つとなります。いずれも家を建てる上で、計画に大きく影響する要素です。

3つのなかで「敷地の状況」は、簡単に変えることが出来ません。予算についても、理由がない限り大きく変わることはないでしょう。
しかし、要望に関しては、いろんなことを考えることも、伝えることも出来ます。

人生最大の買い物となれば、家づくりの後悔がないように、いろんな角度から実現したい要望を考えます。

  • 間取りは使いやすいか?
  • 家事は楽に出来るか?
  • 日はたくさん入るか?
  • 収納は多いか?
  • L型の大き目のキッチンがほしい
  • リビングは○○帖の広さがほしい
  • 趣味の部屋がほしい
  • ベンチがほしい
  • 本が多いので本棚がほしい

実現したい要望を考えると、次から次へと出てくることでしょう。夢に描いてきたマイホームの実現となれば当然です。
しかし、現実には収めたい予算があります。
敷地の大きさ、形状も決まっています。予算、敷地が決まっている中で、建築会社に伝える要望は、ベストとなる計画につながることが必要です。

つまり、要望の出し方で家づくりの計画、そして出来上がる家も変わるということです。

そこで今回、注文住宅で輸入住宅を建てる場合の要望の出し方について、4つのポイントをご紹介します。

輸入住宅の要望

輸入住宅の魅力は、何と言っても見た目の良さにあります。その見た目を左右するのはデザインです。
注文住宅で満足する輸入住宅を建てる際は、より良いデザインを実現する要望の出し方を出せるかどうかが、大きな鍵と言えるでしょう。

  • 伝わりやすい写真を準備する
  • 優先順位をつける
  • 要望を出し過ぎない
  • 今を基準にし過ぎない

伝わりやすい写真を準備する

輸入住宅の魅力は見た目の良さです。これから輸入住宅を計画している人が家づくりで一番想い描いている要望は、多くの場合、見た目に関するものでしょう。
使いやすく機能的な間取り、快適性につながる性能の良さも要望の中にあると思いますが、それ以上の強い要望が見た目の要望と言えます。

そこで見た目の要望が一番伝わりやすいのが写真となります。

言葉でないと伝わらない要望は除き、要望は出来るだけ写真で伝えることが良いでしょう。
理由はシンプルで、言葉や文字で伝えたことは相手側の解釈によって変わってしまうからです。

たとえば、憧れている海外の家を言葉や文字で伝えようとすると、人によってその伝え方は大きく変わるはずです。
「玄関が中央にあって、窓が均等に配置され、外壁にブリックが貼られた家」と伝えたとします。
そして、その説明を聞いた人は、自分なりの解釈をします。頭の中で描いているのは、長方形のシンプルな形状の家かもしれませんし、大きな屋根が重なり合って、前面にポーチがついた、少し複雑な形状の家かもしれません。
もし、それぞれの解釈とおりに家をつくったとしたら、要望に沿ったものにはならないでしょう。

見た目の要望を伝えるには写真が一番。「百聞は一見にしかず」と同じで、写真という見る情報は、伝えたいことの多くが一瞬にして相手に伝わります。
そして、あとは言葉と文字で補足説明をすれば、伝えたいことはスムーズに伝わります。

また、見た目の情報とは異なりますが、キッチンキャビネットと設備の組み合わせ方や、洗面室の洗濯機と衣類やタオルを収納する棚の配置なども理想とする形があれば、写真があると相手に伝わりやすいでしょう。
「これを実現したい」と思える写真を見つけたら、家づくりの準備として保管しておくことをおススメします。
見た目が最大の魅力である輸入住宅をつくる上で、目で見る情報による要望は、とても役立つでしょう。

優先順位をつける

建築士に家づくりの要望を伝える場合のポイントとして、出した要望に優先順位をつけることは大切です。
なぜかと言うと、依頼を受けた建築士は要望に応じた設計を考えて図面に表すからです。
この場合、要望に優先順位がないとすると、建築士は自分の解釈や図面の書きやすさから、要望を拾い上げることになります。

要望に優先順位がついていると図面に起こしやすい依頼主から出された幾つかの要望を、どのように図面に反映させるかが明確になっていないと、優先したい要望が実現されず、それ程こだわりのない要望が実現されることになりかねません。

要望を出す場合は、まず一通り書き出します。そのあと、必ず実現したい要望と、出来れば実現したい要望に分けます。そうしたら、要望に優先順位をつけます。

輸入住宅を設計する場合、機能面とデザイン面の両立が必要となります。建築士は、出された要望を出来るだけ実現出来るように頭をひねって考えます。
その際、要望に優先順位がついていると、設計はやりやすくなり、より良い提案へとつながります。

要望を出し過ぎない

注文住宅で輸入住宅を望む人は、こだわりが強い傾向にあります。
それは、外観のデザインから始まり、部屋の構成、室内の雰囲気など多岐に渡っています。

国産車に優れた自動車があるのに、輸入自動車を乗る人と同じように、輸入住宅を選ぶ人にはブレない理由があるはずです。気持が強い分、思い描いている要望も多いでしょう。

建築士に要望を伝える上で注意したいのは、要望を出し過ぎないことです。その理由は、要望が多くなるのは、設計条件が多くなるのに等しいからです。
条件が多いか、少ないかで建築士の図面の書きやすさは、相当変わってきます。

もともと、図面を書く場合は予算の制限、敷地の制限があり、プラスして要望を反映するという条件のもとでの取り組みとなりますので、建築士が仕事の成果を出すのは簡単なことではありません。
しかし、多くの要望が出されると、「何とか実現してあげたい」と考えるのが建築士ですので、結果として図面を仕上げるのに苦労する訳です。
当然、苦労する図面には、どこかに影響が出て無理が生じることになります。

要望を出すほど良い家が出来上がるわけではない。「家を建てるのなら、思い描いている家を手に入れたい」と考えるのは誰しも同じです。要望をいっぱい出したいのも自然です。
しかし、要望の数に比例して家づくりの満足度が上がるとは限りません。
要望をたくさん出しても、後悔の残る家づくりになってしまった人は少なくないでしょう。
満足度の高い家を手に入れた人は、多くの要望が実現されたということよりも、心から気に入る家を手に入られたことにあります。

大切なことは、数の多さではなく、より良い家になるための要望であるということです。

注文住宅として輸入住宅を建てる場合、要望を出し過ぎないことは、満足度の高い家を手に入れるポイントの一つなのです。

今を基準にし過ぎない

家づくりの要望を検討するとしたら、何を基準に考えるでしょうか?
何十年と暮らし続けることからすると、長期的な視点で考えるべきです。

しかし、実際には、何十年後の暮らしを考慮したとしても、基準になるのは今現在の環境です。
理由は、「将来はこうなるかもしれない」と想像しても、経験していないことを予測することは難しいからです。

では、実感している今現在の環境が要望を考える基準になるとしたら、どんな支障となるのでしょう?

たとえば、自転車が趣味で「一生、自転車に乗り続けるんだ」と決めていたとします。
所有しているのが海外製の高級な自転車だったとしたら、盗難や雨濡れなどの心配から室内で保管したくなるでしょう。
そうなると、室内のどこかを削って、自転車が保管出来るだけのスペースを取ることになります。

また子供が小さいと、子供の遊び場やオモチャの収納場がほしくなり、室内のどこかにそのスペースを確保することになります。
ともに、使っている時は「作っておいて良かった」と重宝することになります。

新しい住宅を建てる際には「今」を重宝しすぎないように。
しかし、自転車の趣味もいつ飽きてしまうか分かりませんし、子供も成長しますので、どこかの時点で重宝する場所ではなくなります。

今の住まいがアパートの人は、窓が少なく室内が暗くなりがちなことから家づくりでは明るさを求めます。
収納が少なく物が溢れて困っていると、収納量を求めます。
明るさの確保も、収納量の多さも家づくりでは大切な要素ではありますが、行き過ぎると間取り全体に影響することになります。

問題なのは、今現在の環境を基準にし過ぎて、家づくりにマイナスの影響を与える要望を出してしまうことです。

今の住まいでの不便さの解消や、やりたいことの実現に、こだわり過ぎないことも、後々の暮らしの満足につながることがあります。
要望を考える際は、今を基準にし過ぎないことを心がけると良いでしょう。

出した要望で家はつくられる

要望の出し方は、注文住宅で建てる輸入住宅にとっては重要です。
白紙の状態から家づくりの計画が始まるので、それだけ建築士に出す要望が結果を左右することになります。

要望の出し方で、手にする家が変わるのです。

いかがですか? 最後にもう一度、注文住宅で輸入住宅を建てる場合の要望の出し方に関する4つのポイントをご紹介します。

  • 伝わりやすい写真を準備する
  • 優先順位をつける
  • 要望を出し過ぎない
  • 今を基準にし過ぎない

要望の出し方4ポイントを紹介する理由は、満足度の高い輸入住宅を手に入れるためです。輸入住宅の魅力であるデザイン面、そして日々の暮らしに影響する機能面の両立につながるポイントです。
満足する輸入住宅を手に入れる要望の出し方4ポイントの実践が、家づくりの基になる設計図面をより良いものにつなげることでしょう。

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