注文住宅に

こだわりの注文住宅を建てるために知っておくべき家の3要素

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注文住宅を建てる人は、家づくりにいろんなこだわりを持っています。
そのこだわりは、性能、建材、設備、間取り、デザインなど、建てる人の考えで違ってきます。

家を手に入れることへの考えは、人それぞれですが、満足の行く結果を得たいのは共通しています。
しかし、こだわりを持って注文住宅による家づくりをしても、満足する結果になった人もいれば、不満の多い結果になった人もいます。

家族の未来のために本気で取り組んだ家づくりは、望んだ結果は皆同じだったはずです。
現実に同じ想いで取り組んだ家づくりの結果に、どうして大きな差が生じるのでしょうか?

その原因はいろいろあるでしょう。

  • 資金の計画が甘かった
  • 事情があって慌てて計画を進めた
  • 建築会社とのコミュニケーションに問題があった
  • 土地にこだわって建物は妥協した

など、様々なケースが考えられます。

家づくりの不満は、金額の大きさからも、そう簡単には忘れ去ることはありません。
不満の度合いによっては、新築にもかかわらず入居早々、売却を考える人もいます。
こうなると後悔しかない家づくりとなってしまいます。

確実に言えることは、満足に至らない家づくりは誰も望まないということです。

そこで今回、注文住宅を建てる場合の基本となる「家の3要素」についてご紹介します。
家の3要素を紹介する理由は、どれも大切な要素で調和が取れていることが満足度の高い家づくりに直結するからです。

後悔しない家づくりのために必要な3要素とは?

家の3要素の調和とは

家を建てる際の3要素は、次のとおりです。

  • 性能
  • 機能
  • デザイン

この3つは、どれも家にとって欠かすことの出来ない要素です。
家づくりの過程においては、機能、性能、デザインの3要素の調和が取れた家をつくることが、住んでからの高い満足を得る近道となります。

性能

暮らしやすい家を実現する上で、「性能」は必要不可欠な要素。
現在の建築会社が購入者に届けることができるなかで最も多い情報は、断熱性、気密性、耐火性、耐震性などの性能面全般です。

暮らしやすい家をつくるには性能が重要となる。「性能が良い」ということは、快適で安全で省エネルギーの家を実現することになりますので、地震や台風が多く、夏、冬が暮らしにくい日本では関心の高い要素とも言えます。

暑い夏に涼しさを得るためには冷房が、寒い冬に暖かさを得るためには暖房が必要です。
その際、低い電気代、ガス代で冷暖房が出来る断熱性と気密性が欠かせません。
大きな地震が来た時、びくともしない、家族を守ってくれる耐震性も欠かせません。

性能をどこまで求めるかについては合格ラインが決まっているわけではありませんが、快適、安全、省エネルギーが揃う暮らしやすい家を維持出来る一定水準の性能は必要です。

性能については数値化しやすい面から、建築会社が自社の競争力として前面に打ち出すことがよくありますが、建築費用にも影響をしますので、性能の過剰な追求は冷静に検討すべきでしょう。
家づくりに関する情報として、性能は3つの中で一番重要な要素と思われがちですが、性能ばかりに目を向けることで機能、デザインがおろそかにならないように注意が必要です。

求めるのは、暮らしやすい家を実現する性能です。

機能

「機能」とは「使いやすさ」です。家づくりを考えると、間取りとなります。
家という限られた枠の中で、リビングルーム、キッチン、ベットルームなどの部屋をどのように配置するかです。

部屋の配置は、人の動きにつながることから間取りを考える上では使いやすさに重点が置かれます。
家の中で最も長い時間を過ごし、最も多く動き回るのは、奥さん、お母さんです。そして、掃除、洗濯、料理などの家事を限られた時間の中で済ませないといけません。

機能的に優れた家とは、お母さんの家事動線を考えた配置のこと。

機能面で優れた家をつくることは、家事を毎日頑張る奥さん、お母さんにとっては、欠くことの出来ない大切なこと。
また、間取りは、家族関係にも影響を与えますので、コミュニケーションが自然に図れる間取りが望ましいでしょう。

人の動きにつながる機能も、家をつくる大切な要素なのです。

デザイン

デザインは、家にとって必要不可欠な要素です。家という建物には美しさがあるべきで、その美しさを感じさせるデザインほど大切なものはありません。
しかし、日本の住宅文化の中では性能、機能に比べて、ほとんど重視されることはありません。

住宅の広告を見るとよく分かることですが、誌面から伝わるのは性能か機能のことばかりです。
間取りは載っていても、外観に関する情報がないことに、すぐ気がつくはずです。
家づくりの計画では、間取りである機能に力が注がれることが大半で、外観に時間を割いて打ち合わせをすることは、まずありません。
つまり機能は重視されても、デザインが重視されることはあまりなく、追求の度合いも機能とデザインではかなりの差があるのが実情です。

なぜ、デザインが大切なのでしょうか?

デザインは人の心理に影響するからです。

家の3要素で最も重要視すべきはデザイン。人は五感を通して情報を得ますが、情報の8割以上は視覚からです。
情報の8割以上が視覚からとすると、物の見た目を作るデザインは、とても大切になります。

機能は使わないと分からないものですが、デザインは見た瞬間に感じ取ることが出来ます。

良いデザインというのは、見た時に心地良さを得ることが出来ます。
心地良さを感じるデザインは、調和の取れたデザインとも言えます。
そして、調和の取れた心地良いデザインのものは、大切に使われることになります。

たとえば、多少の使いにくさがあっても、良いデザインのハンドバックは、大切に扱います。
反対に、使いやすさがあっても魅力のないデザインのハンドバックは、時間の経過とともに大切に扱われなくなって、処分されることになります。

家もデザインの良し悪しで住む人の扱い方が変わり、それは家の寿命にも大きく影響することになるのです。

家の3要素の調和が大切

性能、機能、デザインは、どれも家にとって重要な要素です。
2つの要素が家づくりの90%を占めて、残った1つの要素が10%では、調和の取れた家とはなりません。
それは結果として、満足に至らない家を手にすることになってしまいます。

現在の日本の家づくりでは、3要素の優先順位は性能、機能、デザインの順となっていますが、3番目のデザインの割合はわずか。
つまり、性能、機能の2つの要素を重視するのが、日本の家づくりです。

日本と海外では家づくりの優先順位が異なるこれに対して海外の家づくりの優先順位はデザイン、機能、性能の順で日本の逆となっています。
しかも、1つの要素だけ極端に割合が少ないということもありません。調和の取れた家が出来るように考えられています。

同じ、人が住む家を造っていますが、日本と海外では3要素の考え方は大きく異なります。

日本の家の平均寿命が海外の家と比較して、とても短いことをご存知でしょうか?

これから家を建てるとして、日本の家づくりと海外の家づくり、どちらが住まい手にとって利益となるでしょう。

いかがですか? ここでもう一度、「こだわりの注文住宅を建てるために知っておくべき家の3要素」をご紹介します。

  • 性能
  • 機能
  • デザイン

家の3要素、性能、機能、デザインの調和が取れた家を造ることが、注文住宅の高い満足度を得るための基本となります。
性能、機能に偏る家づくりではなく、デザインも重視することで、海外の家のように寿命の長い家を手にすることになるでしょう。

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