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注文住宅を建てるために自分で出来る土地探し8大チェックポイント

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土地探しからの家づくりは、長い時間と労力、そして何と言っても多額の費用がかかります。なかには、その大変さから時間を要する注文住宅をあきらめて、分譲住宅に変更する方もいます。
しかし、分譲住宅と注文住宅では、手に入れるマイホームに大きな差が出ることは確かです。
分譲住宅に住んでから「やっぱり注文住宅で建てたかった」と悔やむことになったとしたら、あまりにももったいないことになります。

土地を購入して注文住宅を建てる上で、まず確実に行わなければいけないことは、無理のない家づくり計画に沿った土地を選定することです。
土地の選定がうまくいかないと、その後の建物の計画も当然変ってきます。例えば、予算に対して高い土地を買ってしまえば、建物の予算を削らなければいけなくなります。
土地は満足しても、マイホームに満足出来なければ、結果として後悔する家づくりとなってしまうでしょう。

土地探し

しかし、人生ではじめての土地探しとなれば、検討している物件を買うべきかやめるべきかの判断はとても難しくなります。
不動産屋さんから届けられる土地の物件情報に都市計画法、建築基準法の制限は載っていますが、土地購入の見極めはそれだけでは済みません。
不動産屋さんもいろいろな説明をしてくれるでしょうが、建物計画を見据えた適切なアドバイスをしてくれるかは分かりません。

そこで、まずは土地購入の際に、自己防衛策として自分で簡単に出来る土地探しの8つのチェックポイントをご紹介します。

8つのチェックポイントは、土地探し初体験の方でも簡単に出来る内容ですので、実践することで土地購入もより成功に近づくことでしょう。

土地探し8つのチェックポイント

  • 敷地の間口はどれくらいあるか
  • 道路、隣地との高低差を見る
  • 敷地の境界を表す境界杭の確認
  • 前面道路及び周辺道路巾を確認
  • 隣地と周辺の環境を知る
  • 時間を変えて周辺の状況を知る
  • 近所の住人に聞く
  • 土地探しの前に、土地購入から建物までの総費用計画を立てる

敷地の間口はどれくらいあるか

家の敷地売りに出されている土地の多くは縦長の形状です。縦長となると道路と接する間口の寸法が狭くなります。

その場合、家を建てることを考えると、出来るだけ8m以上の間口寸法が望ましいでしょう。

8m以下の間口寸法でも勿論家は建ちますが、設計に工夫をしなければ室内の狭さを感じるのは否めません。

道路、隣地との高低差を見る

土地の周りの状態がどうなっているかは、費用に大きくかかわってきます。

道路、境界を接する隣地との高低差が大きいほど造成工事費用が高くなります。1mを越す高低差がある場合は、コンクリート擁壁となり相当の工事費用がかかります。

土地の購入費用は安くても、あとの造成工事で費用が多額にかかる場合がありますので、周りとの高低差はよく確認しないといけません。

造成工事の費用を甘く考えると、結果として建物予算を削ることにつながってしまうのです。

敷地の境界を表す境界杭の確認

土地の境界杭土地を購入する場合、通常契約を済ませ引渡しまでに境界杭が明示されます。

しかし、契約の段階では境界を示す杭がない場合があります。どこまでが検討している土地に含まれているのかは、購入判断の大きな要因となります。

まず初めに境界杭の有無を確認し、ない場合は不動産屋さんにどこが境界で、どこまでが敷地なのかを確認してください。

隣の人の工作物が境界からはみ出していることもありますので、境界がどこなのかしっかり把握してください。

前面道路及び周辺道路巾を確認

検討している土地の前面道路と、そこにたどり着くまでの周辺の道路巾が狭いと、建築をする場合の工事車両の大きさが制限されてしまいます。当然大きな車両が使えなければ工事費用の増加にもなってしまいます。

土地の前面道路 道路巾は出来るだけ4m以上が望ましいと言えるでしょう。
また、土地の全面道路が狭いと自身の駐車場への出し入れも大変になりますので、実際の寸法を現地で測ってみましょう。

隣地と周辺の環境を知る

土地周辺の状況を知る土地を検討している段階では、土地そのものに限った見方になりがちです。しかし実際に住むとなると、周りの環境は日々の暮らしに影響をします。

道路向かい、お隣、後ろにはどんな建物がどのように建っているのか、住んでいるのはどんな人か、そして周辺の環境はどうなっているのか、事前に見て知っておくことが大切です。

周辺を歩いて回ることをおすすめします。

時間を変えて周辺の状況を知る

土地の購入を決める前に、出来るだけ多く足を運んでください。曜日、時間帯で状況に変化があるかもしれません。
一度や二度では気付かないこともあるのです。
もしかすると全面道路が朝の通勤の抜け道になっているかもしれません。また夜になると飲食店などが混雑し、路上駐車でいっぱいになることも考えられます。

近所の住人に聞く

地元で長く商売をしている不動産屋さんでない限り、大方の不動産屋さんは売りに出されている土地のことは今現在の情報しか持っていません。
不動産屋さんの担当者も、多くはそれまでに見たこともない土地を紹介することになります。現況ではきちっとした宅地であっても、何十年前は池があったかもしれません。
しかし、昔はどうだったのかを知るのは難しいことではありません。近所に住む人、特にそこに長らく住んでいるお年寄りに聞けば、答えを知ることが出来ます。
積極的に近所の方に声をかけてください。声をかけることで、どんな人が住んでいる地域なのかも分かります。

土地探しの前に、土地購入から建物までの総費用計画を立てる

よくあることですが、土地を探す段階で建物まで見据えた費用計画を立てていない方がいます。これは建物計画を崩す一番の原因です。
みなさん、予算の枠が決まっているはずです。予算を立てていないとしても、自己資金と適正な借入額から予算の枠は決まります。

となると予算の枠が広がらない限り、土地の金額が上がるほど建物にかける費用が抑えられることになる訳です。
満足の行くマイホームを手に入れるためには、最初に土地購入から建物までの総費用計画を立てることが不可欠なのです。

家の費用計画

土地の選定を誤らないことが成功へのカギ

いかがでしたか?

最後にもう一度、自分で出来る土地探し8つのチェックポイントを紹介いたします。

  • 敷地の間口はどれくらいあるか
  • 道路、隣地との高低差を見る
  • 敷地の境界を表す境界杭の確認
  • 前面道路及び周辺道路巾を確認
  • 隣地と周辺の環境を知る
  • 時間を変えて周辺の状況を知る
  • 近所の住人に聞く
  • 土地探しの前に、土地購入から建物までの総費用計画を立てる

夢に描いて来たマイホームの実現は、土地の選定がカギとなります。土地購入を誤ると、マイホームの実現は大きく狂ってしまうことでしょう。

土地の選定の多くは、土地を扱うプロである不動産屋さんに依存することになりますが、その前に出来る限り自分で見極めることが重要です。
なぜなら、不動産屋さんの仕事は土地の売買を仲介することであって、家を建てること、建てたあとの暮らしのことまで考えてくれることは少ないからです。

土地探し8つのチェックポイントを実践することは、最終目標である憧れの注文住宅の成功に一歩近づくことになるでしょう。

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